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ミケコの薬のこと  

9月22日夜に保護したミケコは
翌日23日に病院での受診。

見た目から判断できることは
栄養状態の悪さからくる痩身、毛並みの悪さ、
あとは鼻の穴に常にたまっている鼻水だった。

口内炎はあるが
現状痛みはないらしく(保護したときすでに歯が全部抜けていた)
口から栄養・水分を摂ることができたのが幸い。


ただ、
体力・健康状態を回復させるのにまず
食事も大事だが、
その子がもつ細菌、ウイルスへの対策となる薬の選択も大事だ。


今回、ミケコを保護して2ヶ月の間に
薬の効果ってすごいと感じた。


初診ですぐ処方された抗生物質(オルビフロキサシン)ではなかなか鼻水の症状がおさまらなかった。
同時に点眼・点鼻薬(パニマイシン)もしていたが
目のショボショボ感は日が経つにつれて次第に治まっているような気はしていた。

保護して1ヶ月後くらいに
それまで耳を掻いてなかったのに
しきりに掻くようになったのもあり、
先生に耳も診ていただいたときのこと。

耳だれが激しかったようで
臭いも先生が綿棒で取ったその先をかいだとたん、
顔をしかめるくらいだった。

そういえば、耳が痒そうだと思っていたとき
頭をふって出てきた黒っぽいものの臭いをかいだら臭かったのを
思い出した。

すると先生はそれまで処方していた薬から変えようと判断したらしく
「今日から違う薬を飲ませてください」と。

同時に
それまで検査を受けてみますか?と言われて迷っていた
薬剤感受性検査を再度勧められた。
迷っていた理由はその値段(¥6000円)だったが
1ヶ月経ってもなかなか鼻水が治まらないとなれば
受けてみた方がいいと思うのは自然だった。

検査は鼻水や耳だれを綿棒のようなもので掻き出すもので
それを外部に提出するものだったので
数日後にその結果が出るまで待った。

土日を挟んだ6日後には再受診をしたが
その間、電話で結果を聞くことができた。
変更する前の薬は感受性-(マイナス)、
先生が検査結果が出る前に変更した薬に感受性+(プラス)と出たということだった。

検査を受けてから6日間、
ミケコのもっていた細菌をやっつけはじめていたその薬の名前は
ファロペネム

耳には感受性検査後、こちらも結果を待つ前から
ゲンタマイシンという抗菌薬を垂らしていたが
鼓膜が見えなくなるくらいふさがっていた左の耳だれが完全になくなり
先生も目を丸くして「すごいキレイになってますよ!!」
というくらいキレイになっていた。
私も先生が持っていた耳内視鏡を覗かせていただいたが
確かにキレイだった。
耳だれが酷かったときは
先生は私に「見てください」とは言わなかったがそのときも見るべきだった。
保護するものとして…。


KIMG3651_640.jpg



たかが猫風邪、されど猫風邪。
子猫であれば風邪といってもそれは命とり。
目や鼻の穴が塞がってしまえば
もうその子は自力で生きていく可能性が狭まります。


今まで保護した猫たちには
先生が処方してくれる薬で「しばらく様子をみる」
というやり方をしてきたことが多かった私だが、
今回この薬剤感受性検査なるものを受けて
早期に検査を受けたほうが
その子の症状を改善するのに大事な場合もあるなと思った。

簡単に言ってしまうと
効かない薬をつづけているよりも
効く薬に変更して早く治すということだ。


ファロペネムの経口投与を終えてから
2週間が経つが
今はまったく鼻水は出ていない。
目もショボショボはしていない。


ちなみに最初に経口投与していた抗生物質オルビフロキサシン
製品名ビクタスS錠とかビクタスSS錠とかいうもので
動物病院で一般によく使われているとのこと。

また、ファロペネムはヒトの細菌による感染症に処方されているもので
イヌ・ネコについては
実際の診療で使われている場合があったりなかったりだそう。
ミケコにはこの薬の副作用もなかったし、
効果がかなりあって本当によかった。


薬の名前はカタカナで聞き慣れないものなので
なかなか覚えられない私ですが
処方してもらう薬について
処方目的や注意したい副作用、
投与するときに注意することなどを知った上で
効いているのか効いていないのかを
日々意識することは大事だなとは思います。


ビクタスS錠のSはスモールサイズの意味だとか
SS錠はSよりさらにスモールサイズという意味だとか
わかっているようでわかっていなかった
日頃意識をしていないことの意味を知るのも
大事だなとも。

ミケコさんの治療を通して
そんなことを思う今日この頃なのでありました。



~まとめ~

ミケコに処方した薬の薬剤感受性検査

 点眼・点鼻     パニマイシン +
 点眼・点鼻・点耳  ゲンタマイシン + 

 内服薬 抗生物質  オルビフロキサシン -
 内服薬 抗生物質  ファロペネム +



今日、他の方のブログを見ていて参考になったもの
 → ★治りきらない感染症 抗生物質 感受性検査について★





〈記事 へちま〉

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