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優先順位  

トリアージ

(仏: triage)は、対応人員や物資などの資源が通常時の規模では

対応しきれないような非常事態に陥った状況で、

最善の結果を得るために、対象者の優先度を決定して選別を行うこと。

〈ウィキペディアより〉




トリアージという言葉を時々ニュースなどで聞きますよね。

災害や交通事故などといった命の危険にさらされる突発的な状況下で

専門の医療スタッフが対象者に優先順位をつけ救急処置を行うこととして知られています。

私は医療現場が舞台のドラマはあまり見ないのでよくわかりませんが

そんなドラマでも出てくる言葉なのではないかな。

「救命病棟24時」とか?



「トリアージ」まではもちろんいかないけれど

外にいる飼い主のいない猫たちを自分の家で保護したいときに頭を悩ますのはその優先順位。

想定では、

「この子の里親様が見つかったら、次にあの子を保護したいな」

なんて思いがあったりします。


もちろん、この子に早く里親様が見つかってほしいけど

本当にこの家からいなくなったら寂しいだろうななんていう複雑な思いもあったりします。


ただ、この想定はある時、ガラッと崩れてしまうことがあります。


今まで、何度かその想定が崩れ、なかなか家の中で保護できずにいる外の猫。

その子の保護を後回しにして先に他の猫を家に入れてしまうのには例えば次のような理由があり。


①明らかにこの子一人では生きていけないであろうと思うくらい生後間もない場合

②明らかに病気を患っているとわかった場合

③人なつこすぎて外で暮らすには心ない人からの虐待を受けかねないと考えられる場合



この3つの理由で次に家に入れたいと思っている外の猫を何度か入れそびれている。

※私の家に入れられる上限は7匹(暮らしてみてそう思った)



①の理由については、猫の保護・譲渡活動をやっていない方でも

子猫だったらほっとけないなと思うのが通常だろう。

それは同じ生き物としての本能のような気がする。

そういう子猫に遭遇してしまった場合、

本当に手を合わせて「ごめんなさい」と謝るしかない状況だっていっぱいある。

しかし、8月3日に出会った現在は我が家にいる「クロスケ」はそうはいかなかった。


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・ 腕にかかえて家に運べる範囲内にいたこと

・ 野良猫教育されていない人を恐れない性質だったこと

・ そのときの我が家にはそれまで6匹成猫がいて後1匹はギリギリ保護できそうだったこと


この3つがそろっていて「心の声」に耳をすますと「家に連れていくしかない」と…。


こんな感じで次に家に入れたい子をすっとばして家に入れてしまったクロスケ。

今は生後4~5ヶ月くらい。

元気いっぱいなのはいいのですが

脳に障害がある疑いがあります。

平衡感覚がおかしいらしく、高さ50センチくらいからの場所からでもきちんと着地できません。

手足がちょっとベチャッと横に広がるように見えます。

ジャンプも他の猫よりうまくできないようです。

敷き布団が大好きで布団をひくと異常に喜びます(笑)

元気で食欲がすごくあるのが何よりなのですが、この先どうなっていくのか。

高度医療センターなどでMRIなどの検査を受けることもできますが

料金が5~7万円くらいと高額なのでそこまでする必要があるのかとも思ってしまい

迷っています。

ですが、こんな子にもいい里親様が見つかることを願っています。



②の病気を患っている場合や

③の人なつこすぎる場合に関しても

胸の中に思い出がおさまっています。

亡くなってしまった子、いい里親様が見つかって幸せに暮らしている子。

想定が崩れ、先にその子たちを保護した事は

結果的には後悔はしません。

その子たちにたくさんのことを教わり、たくさんの思い出をもらったから。

その子たちが私と里親様を出会わせてくれたから。

ただ、早く家に入れたい子もいつ病気になったり

不慮の事故に遭ってしまうかわかりません。

それが怖い。


だけど、大きな目で見れば、日本全国津々浦々、世界中に「野良猫」はいる。

一匹一匹を人が暮らす家の中で暮らさせてあげたいと思うが

すぐには無理だ。

外で命を全うさせつつ、人は「野良猫」が減るよう責任をもって努力した方がいい。

野良猫は決して人の観賞用に生きているわけではないから。


人と同じようにお腹がすいて

寒ければ温かい毛布にくるまりたいし

暑ければ、涼しいところで休みたいし、きれいな水だってたくさん飲みたい。

見た目がボロボロでも、それまで一生懸命生きてきた証。

その子が悪い訳じゃない。


でも、優先順位をつけないと一歩も踏み出せない。

葛藤しながらの保護・譲渡活動。




長くなりましたが、

結局言いたいことは、里親様募集中の猫たちをどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ということだったりする:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



おまけ

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手前が先住猫のチビ(多分家猫認定済み)、奥が里親様募集中のカツオ

カツオは①~③の理由に当てはまらず、特例で家に入れた子(^_^;)

だんだん家にも私にも慣れてきて

なんと背中を撫でられるようになりました!!

無理矢理だけど(笑)


〈記事 へちま〉




category: 日々の記録

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