みなと猫の会 ~こぴっと猫だより~ ホーム » 日々の記録 »親子3匹捕獲作戦

親子3匹捕獲作戦  

カリメロを運びそこねた母猫はどの子だ?
と考えると思いつくのは「あの黒猫」かなということ。

よくよく思い起こせば、秋のまだ気温が低くなり始めていない頃、
マンション横の小学校の少し枯れかかってきた草むらでけだるそうに横になっていたっけ。
あのとき、なんとなく予感があったといえばあった。

カリメロを発見した日時からもそれで計算が合う。
多分、「あの黒猫」が母猫だ。
よくマンションの周辺にいる姿を見ていた。
いつかTNRしたいなと考えていた「クロちゃん」が母親だと99%思った。
クロちゃんはオスかな?メスかな?と気にしながら過ごしていたが
メスだったのだろう。

カリメロを発見した後、
マンションの下にいるとき、カリメロと同じように
ピーピー鳴き叫ぶ子猫の声を一度聞いたことがある。
姿を探してもそのときは見つからずそのままだった。

時が過ぎ、11月初旬、マンションの下でご飯を欲しがるクロちゃんによく出会う。
おそらく自分のお乳を出す前に自分がお腹が空いてしょうがないのだろう。
クロちゃんのTNRを考えていた私はクロちゃんにご飯を与えるようになっていた。
それまでに大きくなって立派に子どもも産み育てているクロちゃんは
どこかでご飯をもらったりしながらなんとか餓えをしのいでいたのだと思われたが…。

クロちゃんの子どもたち(おそらくカリメロのきょうだい)に出会ったのは11月4日か5日あたり。
クロちゃんにご飯をあげようと持っていくと
後から塀の上から子猫たちもチョコチョコ顔を出した。
「ウゲッ」と言ったような言わなかったような。
「そのときがやってきた…」
カリメロレスキューの後、気にしていたカリメロきょうだいとの出会いだった。

決行の日は11月7日(土)。
捕獲器はアカネちゃん以来の使用。

久しぶりだと家の中で捕獲の準備をしているときすでにテンションが上がる。
誤解しないでほしいのは捕獲だ捕獲だ!と
趣味で釣りをする人が釣りに行く前にワクワクしてテンションが上がるのとは違う。

TNRと簡単に言えども
捕獲前後の流れはかなりの時間とエネルギーを費やすもの。
それ相応の時間を空けていないとできません。
クロちゃんの子猫の数は2匹だったので、
子猫1→子猫2→クロちゃんという流れで捕獲できたらなと思っていた。
親子3匹連続捕獲。
できるかな?
そんなに人を怖がらなかったらできるかな?
そんなことを考えているだけで体が熱くなってしまうのだ。


実際には
ご飯のニオイにつられてすぐクロちゃん親子が合わせて3匹やってきて
子猫1は簡単に入ってくれた。
すぐにマンションの部屋に戻り、その子猫をクレイト(小さなケージ)に移す。

その後、また捕獲器をセットし、
子猫1が捕獲器に閉じ込められ連れて行かれるのをそばで見ていたクロちゃんが
数分で入ってくれた。
これはちょっと意外だった。
クロちゃんはもっと警戒するかなと思っていたから。

クロちゃんは避妊手術の予約をとっていなかったので
人にまず慣れさせようという思いから3段ケージに移す。
(クレイトだとトイレや食器の出し入れの際に脱走してしまうことがあるため)

その後、残った子猫2を捕獲するのが思いの外、大変だった。
11月初旬といえば、もうかなり朝晩冷え込む。
捕獲器にいつも通りおいしいご飯をセットし、マタタビをふりかけても出てこない。
鳴き声も聞こえない。
子猫一匹を突然、
11月の寒い夜に一人ぼっちにさせてしまった罪悪感があったので夜中の12時までねばってみたが
捕獲器には入らなかった…。

翌日8日(日)。
朝から捕獲器をセットするが子猫2は姿を見せる気配がない。
その後、子猫1は病院で健康診断。
クロちゃんはキャリーバッグにはまだ入れられない状態だったので便だけ子猫1のとともに検査してもらう。

KIMG0714.jpg
子猫1はのちに「花胡」と名前をつけました

子猫1の便には回虫が、母親のクロちゃんの便にはマンソン裂頭条虫がいました。
※マンソン裂頭条虫についてはリン動物病院様のブログ記事をリンクさせていただきました

病院から帰り、午後に子猫2の捕獲作戦再スタート。

しかし、この日は朝から雨模様。
自分の都合で捕獲を始めるとこういうことがある。
自分の都合プラス天気とにらめっこしながら捕獲を始めないと
ただ時間を無駄に過ごしてしまうことになってしまうこともあるのだ。

今度はただ待つだけではダメだなと思い、
母猫のマネをして「ニャー」と鳴いてみたり。
生きているか生きていないのかどこにひそんでいるのか手がかりだけでも欲しいときは
少し恥ずかしいが、人が周りにいないときに「ニャー」と鳴いてみることをおすすめする。
「ニャー」も感情込めて鳴かなくてはならない。
母猫が自分の子どもを探すときに鳴くように「ニャー」と鳴く。

私の鳴き声はなかなかリアルだったのかもしれない。
どこかから子猫が反応した。
あそこだ!
とかいろいろやっていると
以前から顔見知りで話したこともあるマンション下の小学生の女の子と
そのおばあちゃんがやってきた。
その二人もクロちゃんやクロちゃんの子猫たちを心配していたとのこと。

マンション横の民家あたりから声がするのは確実にわかり
これは捕獲できるかも?と期待するもいっこうに入る気配がない子猫2。

夜が近づくとまた気温が冷え込む。
これ以上、子猫が何も食べない時間が続くと寒さと空腹で死んでしまう。
そう、思い始めたとき「ハッ」と気がついたことがあった。
子猫2は空腹よりも何よりも
母猫がそばにいなくて心細くて怖くて捕獲器からただようニオイなんて感じられないのだ。
感じられたとしても近づけないんだ。

やっと、そのことに気づいた私は、部屋にいるクロちゃんを仕方なく捕まえ外に。
クロちゃんを泣く泣く(泣いてはいませんが)クレイトから出して、走り去るクロちゃんを見送った後、
試しに母猫を真似て鳴いてみる。

「ニャー」

なんとそのとき子猫2が現れ、私が用意したご飯を食べるではないか!!
捕獲器はそんときはなし!!
オイオイオイ!

クロちゃんは逃がしてしまうわ。
子猫2は姿が見えるところでご飯食べとるわ。
なんてこった~!!
やはり、母猫がいない心細さより空腹が勝つのか!!

仕事の合間の二日間、最初はやったうまくいったと思った捕獲作戦が
約1日半かかり、結局捕獲できたのは子猫1のみ。
明日以降にまたタイミングを見計らって捕獲しようと決意した11月8日の夜でした。

長くなったのでつづきはまた次回。
読んでいただきありがとうございますm(_ _)m

〈記事 へちま〉

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ
にほんブログ村





★なごやかキャットサポーターをご存知ですか?
 野良猫を減らしたいと思っている名古屋市民の皆様が
 市から助成を受けて取り組める制度があります。
 名古屋市が行っている「なごやかキャットサポーター」を活用しませんか。
 まずは当ブログ内の「なごやかキャットサポーター」の記事をご覧ください。

category: 日々の記録

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://minatoneko2014.blog.fc2.com/tb.php/406-5eab4725
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Instagram

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ2

メールフォーム

最新コメント

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

RSSリンクの表示

▲ Pagetop