みなと猫の会 ~こぴっと猫だより~ ホーム » 日々の記録 »ドリのこと。

ドリのこと。  

ドリ。推定3~4才 メス
ドリ02


ドリは尻尾がありません。
ドリ05


ドリは近所に住むノラ猫でした。避妊手術はしていました。

餌をやる方が自費で行いました。

一年半前のある日のこと。

ドリが家のベランダに下半身血だらけでうずくまっていました。

よく見ると、尻尾が縦に裂けている。しかも幾重にも細かく。

そして腹部に横断するような裂傷があるのも目視できました。

嫌な臭いがズタズタになった尻尾付近からしていました。

軽いけいれんも認められ、事態は深刻だと判断しました。

すぐに病院で応急処置をしてもらい、レントゲンと血液検査を済ませ緊急手術へ。

術後の診断結果は腹部から後ろ足にかけての外傷と尻尾の断裂。

内臓の損傷や骨折はありませんでしたが、肛門付近の筋肉が少しダメージを受けていました。

尻尾は腐敗と損傷が酷かったこと、感染症回避のため

断尾ということになりました。


交通事故ならば骨折や内臓へのダメージが見られるでしょうが

激しいとはいえ外傷だけだったので、交通事故の可能性は低いと思われました。

人為的な傷なのか、何らかの事故に巻き込まれたのか。

ドリが暮らしていた地域には

猫を見かけると棒を振り回して猫へ暴力をふるう人間がいました。

また、道路の工事が特に多かった時期でもありました。

結局、傷の原因はわからずじまいです。

ドリの術後の写真はこちらです。(縫合された傷口が映っていますので閲覧に注意してください。)


完全室内飼いであれば、怪我を防ぐことは100%無理でも

限られた空間なので、原因はほぼ解るでしょう。

原因がわかれば、再発防止もできます。

安心して猫と暮らせるよう改善し工夫していけます。


どうか、猫を飼っている飼い主の皆様、

完全室内飼いで猫を愛し、共に生きてください。

あなたの愛猫がいつ、ドリのような目にあうかわかりません。

清潔な環境と健康管理、

キャットタワーやキャットステップなど高低差のある場所を設けて、

そして何より、猫を大切に思う気持ちがあれば、

室内で共に暮らすことは十分可能です。


現在のドリさんは、怪我の完治後、

保護猫として新しい家族を待つ身となりました。

ドリ08  

2~3年くらいは外にいたと思われる猫ですが、

今では室内だけで暮らしていても何の問題もありません。

外に出せと鳴いたり、物を壊して訴えたりすることもありません。

自分より年若い猫の面倒を見るのが何より好きな世話焼き猫になりました。

ドリ06 


(年下の猫たちに囲まれご満悦のドリさん)




家に閉じ込めるのはかわいそうだと仰る方もいますが、

大怪我をして、リスクの高い全身麻酔をかけ、手術を施し、食事や排泄もままならない療養期間を

猫に強いるのとどちらがいいのでしょうか。


現代は、昔では考えられない様々な危険が猫の脅威となっています。

残念なことに、牧歌的な猫との共生は難しくなってきています。

是非、完全室内飼いで猫と共に暮らし、愛を与え、

また、猫からも末永く愛をもらってください。

お願いします。

ドリ09



〈記事 つわこ〉

category: 日々の記録

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