みなと猫の会 ~こぴっと猫だより~ ホーム »2015年03月
2015年03月の記事一覧

TNR ミケ・サビ  

とある場所の三毛、サビを狙っていた。



なかなか捕まらなかったミケ。
時々しか見ないサビ。


朝、ここに勤める人が出勤して来る時間からねばってみた。

何とかミケが捕まった。

家に戻りミケを置き、水と餌を入れる。



サビがやっぱり なかなか来ない。

この時間には見たことないし…という頃を見計らって 一旦撤収して
お弁当を買って 近くの公園で食べようと行ってみた。



この日はまだ5分咲きくらいだったが、花見に来ている人もいた。
毎年、あまりゆっくり桜を見ていないのでとても久しぶりに見た気がした。

この3週 立て続けの捕獲、手術のため送迎、術後の様子見。
進まない報告書。

ちょっと息抜きできたかな。




結局、暗くなるまでかかったが サビも捕獲できた。


サビちゃん


不妊(堕胎)手術・レボリューション・3種ワクチン・コンべニア=13,060円



ミケちゃん


不妊(堕胎)手術・レボリューション・3種ワクチン=9,820円


メスが多いこの場所。
また堕胎でゴメンナサイ、先生。


この場所のメスの手術は終わり、あとはオス2頭。


餌をあげる人でまだ会えない人もいる。
話をしたい。


<記事 ちび太郎>


category: TNR

tb: --   cm: 4

TNR 黒猫さん  

私たちは公益財団法人どうぶつ基金が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回名古屋市港区内のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金
(佐上邦久理事長)から2頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。



21日譲渡会が終わった後、捕獲に行ったがコンビニの母猫に早々に逃げられた。


場所を変え、とある場所の猫。

黒猫2匹が同時に捕まった。

1匹は既にお腹が大きい。
去年の秋に子猫を産んだという クロ母だ。
もう1匹のお腹は微妙だったので、先に三毛を狙っていた。

この三毛が用心深くてなかなか…

もう1匹の黒猫は見かけないことも多くて、せっかく来ているこの機会。
三毛が捕まらなかったこともあり、黒猫に狙い変更。

黒猫2匹が同時に終われば、次にどっちが終わった猫?
ということがなくなる。




クロ母。耳先が曲がっていて分かりにくいが さくら耳。


不妊(堕胎)手術・レボリューション・3種ワクチン
(堕胎のため追加費用とレボ・ワクチンの費用)=4,440円





クロ母よりちょっとだけ大きいクロ。

風邪を引いていて鼻もズーズー言っていた。


既に妊娠していた。


不妊(堕胎)手術・レボリューション・インターフェロン
(堕胎のため追加費用とレボ・インターフェロンの費用)=3,340円


飲まず食わずで抗生剤を与えられず。

2日様子を見てリリースした。


<記事 ちび太郎>


category: TNR

tb: --   cm: 0

TNR コンビニのサビちゃん  

コンビニの猫、サビ。


サビだと思っていたので「サビ」と呼んでいた。
はじめは一瞬チラッとしか見えなかったり暗かったりで、ほぼパッと見の
背中あたりしか見ていなかったからだ。

背中を見てるとサビ



あら、よく見たら口から胸と手足の先が白いわ…三毛だったのか。
でも そのままサビと呼んでいる。

3/18


去年生まれた子らしい。

怪しかったけど、まだ妊娠していなかった。

不妊手術・レボリューション・3種ワクチン=8,740円



母猫がなかなか捕まらない (T_T)
捕獲器出すのを見ると どこかへ行っちゃうし~


2匹一緒にいつも出て来ていた子猫を2匹ともずいぶん見ていない。
タイミングが合わないだけか?
既にいないのか?

苦戦中…


~~~~~



コンビニ近くの小さな公園。すぐ前の歩道に猫がいた。
公園の周りは民家が広がっている。




人慣れした未去勢のオス。
放し飼いの猫なのか?捨てられたのか?


そういえば、コンビニに鈴の付いた首輪をした白っぽい猫が来て、
餌を欲しそうに座っていたことが何度かあった。

もちろん餌はあげないが、
どこで 何を どれだけ食べていて、
何をされ、 何をしているのか、
飼い主は気にならないのだろうか?

だとしたら、可愛がっていないのだろうか?と思う。


まだまだ こういう意識が変わらない人が多い。


<記事 ちび太郎>


category: TNR

tb: --   cm: 0

ひまりちゃん、元気にしています!  

こんばんは。

さて、今日はみなと猫の会が主催する譲渡会にて
参加した猫の里親になってくださった方のブログを紹介します。

猫との出会いも人との出会いと同じ。

いろんなタイミングが重なって赤い糸で結ばれます。




「とらとひまりの日記」

先住猫がとらくん(とらのすけ)、
「いくら」ちゃんは「ひまり」ちゃんという名前をもらって
とらくんとそのお母さん、息子さんがいる温かい家族の一員となりました。


お母さんが撮る写真の一コマ一コマが温かくって
知らず知らずのうちに口角があがっています。

特にトライアル初日の二匹の様子を撮った写真がなんともいえません。


H様、息子様、とらのすけくん、本当にありがとうございます



〈記事 へちま〉



category: 里親様からのお便り

tb: --   cm: 0

あったかくなると‥  

猫の保護・譲渡活動を本格的にする前に保護した「しまちゃん」。
2010年6月生まれの女の子。

目は開いてましたが、まだ子猫特有の青色の瞳の三姉妹のうちの一匹でした。
三匹のうち下半身麻痺状態だったしまちゃんはうちで保護しようと決め
他の二匹は無事里親を希望してくださる方に会えて今は幸せに暮らしています。

150326_1428~01


しまちゃんの一番のリラックスポーズは仰向け状態。

150326_1428~03

うらめしや~

この子は常時オムツをつけているので
特にこれからの季節、気をつけなければならないことがあります。

それはノミ

温度18~27℃、湿度75~85%がノミの幼虫にとって最も好ましい環境条件!

幼虫は猫の体の上でも生活できるけど、
多くは猫が体を動かす際に落下するか毛繕いの際に食べられてしまうそう。

しまちゃんの場合、オムツをしているので
毛繕いも自分ではできないし
ノミも落下することなくその好条件の場所でゆったりと過ごすことができるのです。

あ~恐ろしい!!

と、こう書いているのにはもちろん過去の失敗談があるからです。

あれは2013年の秋だったかな。
しまちゃんのオムツにやけに黒い細かいテンテンとした粒がつくようになりました。
見たことがなくすぐにそれがノミの糞だとは気付きませんでした。

気付いてから一週間後くらいにやっとその実態がわかり
青冷めたものです。

すぐさま、しまちゃんのお尻の毛を剃り、キレイにしました。

あれ以来、ノミには敏感です。

これからあったかくなってくるので
ノミたちもやっはー!状態で成長していくでしょう。

なんでもノミの成虫は成虫になってもすぐには繭(まゆ)から外には出ず
動物が通りかかる時の震動や体温による熱、吐息の中に含まれる二酸化炭素を察知すると
繭(まゆ)から脱出し、動物に飛び移るんだそうです。

いいタイミングが訪れるまでなんと数ヶ月も繭(まゆ)の中で待つことだってあるんだそうです!

オドロキですね‥。

ここでノミの成長を簡単にまとめます。

幼虫さらに成長した幼虫近くのゴミを集め繭(まゆ)を作ってその中で蛹(さなぎ)になる成虫



さてさて、うちは川がわりと近くにあるためか
3月にして既に蚊も飛び始めています。

蚊に好かれやすい私はもう既にムヒ様を購入済み。

蚊は猫の耳なども狙います。
蚊が媒介する病気もあるので気をつけなくてはなりませんね。


そうそう、しまちゃんですが
こうやってリラックスしている姿からは想像しづらいですが
上半身は筋肉ムキムキの素敵な子です。
猫タワーだって前足だけで上れる自慢の子です。


とういわけで今日も結局うちの子自慢になってしまいました



〈記事 へちま〉


category: 日々の記録

tb: --   cm: 0

白血病ウイルス陽性猫 ズーズーとマル胡  

1月29日に「白血病ウイルス陽性」というタイトルで記事を書きましたが
その続編です。

約1ヶ月後の2月27日、白血病ウイルスキャリアの三匹のうちのシロちゃんが
発症していた悪性リンパ腫(前縦隔型)が原因で亡くなりました。

シロちゃんのこと、病気のことなどを記録として残しておきたいと思いつつ
診療明細書などが一部どこか行方不明になっていたものなどもあり
そして、いざ書こうかなと思うとなかなか指が動かなかったりで
ずっとほうっておいてました。

で、今回はというと。

シロちゃんのことはまた別の機会にして(なんだって感じですが)、
元気にしている二匹のその後のことを書きたいと思います。




2012年6月に保護、ズーズー(メス・4歳)

150326_2154~01


150326_2154~02

ズーズーは保護当初、鼻風邪のためズーズーと音をたてて呼吸していたため
名前をズーズーにしました。




2015年1月に保護、クロマル→マル子→マル胡に改名(メス・年齢不明)

150326_1958~01

150326_2156~02

マル胡は愛嬌のあるマルっとした体つき、しっぽもマルっぽくて短い、
おまけに性格もマルくておとなしいため
名前をマル胡にしました。

「子」を「胡」に変えたのはもちろん「くるねこ」さんのマネです(*^_^*)

1月29日の記事に下の犬歯が1本抜けそうで抜けないのがあると書いていましたが
その後、自然と抜けました。
なので今はマル胡の犬歯は上2本、下1本です。


このズーズーとマル胡、外にいたときは知り合いどうしだったかもしれませんが
ズーズーを保護してからマル胡を保護するまで、
離れていた期間は3年近くあるので忘れていて当然です。

でも、二匹ともおとなしく性格がおっとりしているため
すぐに意気投合。
他の猫たちに感染しないようこの二匹だけ1つのケージに入れていますが
(私が家にいる間は解放もします)
とっても仲良し。

そして、二匹ともすっごく元気。

白血病キャリアでない他の猫たちにも劣らない遊びっぷりです。
よく食べ、よく遊ぶ二匹には
3歳になる直前で亡くなってしまったシロちゃんの分も
長生きしてほしいと思っています。

そして、この二匹に共通して言えること。

それは私の気持ちをよく察すること。

私の動きや顔の表情をよく見ています。

私が部屋を離れるとき
私が寝るとき
二匹をケージに入れようと思います。
そして「ケージに入って」と言って軽く両手をポンポン叩いて鳴らすと
それを合図と思っているかのように
スーッとケージに入ってくれるのです。

これには何度もびっくりさせられます。

マル胡の場合は私に少しビビって逃げるかのように
ケージに入るような感じがしなくもないですが
ズーズーの場合は、
明らかに言葉を理解しているように動きます。

理解したとしても
自分が嫌だ、とか今はまだ○○していたいと思ったら
なかなか人間の言葉通りには動かないのが猫なんではないのでしょうか?



まぁ、うちの白血病キャリアの二匹がたまたま「言葉がわかる」猫なのかもしれませんが(自慢)

他のキャリアでない子たちは私の気持ちをガンガン無視します(笑)
いや、わかってくれる時もあるけどね。


〈記事 へちま〉




category: 日々の記録

tb: --   cm: 0

おかーちゃん。  

おかーちゃん、といっても私の母のことではありません。

おかーちゃんは我が家の黒猫軍団の女ボスであり、
猫軍団の総ボスでもあります。

25okachan60.jpg

ボスにふさわしく、鷹揚でめったに怒らず、
どの猫にも平等な態度を取り、喧嘩をすることもありません。
体は小柄です。力もあるわけではありません。
それをカバーする人格ならぬ猫格が備わっているのでしょうか。
頭も良く、慎重な性格です。

現在は推定6~8才くらい。
そのハズなのですが、獣医さんに言わせると「年齢よりかなり老けている」とのことです。
早老の理由はすぐにわかりました。
何度も何度も子供を産んでいるからです。
私が見聞して知っているだけでも4回は出産しています。

25okachan50.jpg
<体毛に白髪が目立つようになってきました>


おかーちゃんの昔話をすこし。

頭の良いノラのメス猫というのはある意味厄介です。
仔猫をきちんと育て上げてしまうからです。
そして、子供を育てるためならゴミも漁るし、人家に侵入して
食べ物を失敬することも厭いません。
そして仔猫を守るため攻撃性が増します。

母猫の逞しさや強さやずる賢さは相当なものです。
おかーちゃんも多分に漏れずそのようなメス猫でした。
つまりは、問題猫としても有名だったのです。


まだこの活動を始める前に、路上でおかーちゃんを見かけたことがあります。
その時は雨が降っているわけでもないのに、彼女の足元付近が濡れていました。
始めは血かと思いギョッとしました。

よく見ると、おかーちゃんのオッパイから母乳が流れ続けていました。

路面をぬらしていたものの正体は水でも血でもなく母乳でした。

近所の人の話によると、
またおかーちゃんが出産したが子猫は保健所に連れて行かれたようだ、
とのことでした。連れて行った人の見当はついていましたが
どうすることもできませんでした。

おかーちゃんは
帰ることのない仔猫を探して、目立たないように小さな鳴き声で
子供たちを呼び続けていました。
何日も何日も。
そのあいだもおかーちゃんのオッパイからは
絶えることなく母乳がほとばしり、路面を濡らしていました。

飲む仔猫はいません、でもおかーちゃんの体は母乳をせっせと作り続ける。
母乳だけであんなに膨らむだろうかというくらいに
オッパイが異常な腫れ方をしていた記憶があります。
推測ですが今思えば乳腺が炎症を起こしていたのではないかと思います。
なぜすぐにあの時、保護しなかったのかと反省しています。
感染症で命を落とす危険もあったのに。


この活動を始めて最初にTNRをやるのはおかーちゃんと決めていました。
おかーちゃんは頭が良いので捕獲にも随分苦労しました。

地域猫として一度は戻しましたが、問題猫として有名だったため
おかーちゃんが毛嫌いされたままの状態はあまり変わりませんでした。
人から危害を加えられそうな出来事もあり、
急遽家猫修行をさせることに変更しました。

家猫修行をしていた新参猫だったはずなのに
いつのまにか保護猫たちのボスになっていました。

25okachan20.jpg
<ベロが出たままのボス>

体も小さいし、メスだし、新参だし。なんでだろ?
よくわからないけれど、猫たちが
「彼女がボスだ」
そう決めたなら
私が異を唱える必要もなしで現在に至ります。


そして現在のおかーちゃん

25okachan80.jpg

なにやら風格があります。


おかーちゃんは滅多に鳴きません。
ご飯をくれ、遊んでほしい、構って、などは
全部ボディランゲージです。
頭突きに始まり、猫パンチ・猫キックにスリゴロ、
とにかくアクションで知らせます。
鳴き声が聞けたら相当にレアな体験です。

ですが、春先だけは別です。この時期だけ鳴くのです。
あの仔猫を探していた時のような小さな声で。
部屋や納戸の暗がりに向かって鳴いています。

それを聞くたびに私は苦しいような、切ないような、泣きたいような、申し訳ないような
何とも言えない気持ちになります。

25okachan30.jpg


春はもうすぐ。

でも私にとっては
そんなこんなで切ない時期でもあります。



<記事 つわこ>





category: 日々の記録

tb: --   cm: 0

譲渡会のご報告  

3月21日の譲渡会、無事に終わりました。
報告が遅くなりすみません。

とても暖かく、晴れて良い天気。
お出かけ日和の中、
たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございます。

21raijou212015-03-24 20-26-10

次回もどうか良い天気でありますように。


シンバ君のトライアルが決まりました。
大人気でしたね。

21simba22015-03-24 18-44-19

里親様を申し出てくださった皆様、本当にありがとうございました。



今回はご縁を結べなかったけれども頑張った参加猫たちです。


シャミちゃん 肩に乗ってごきげんです。
21shami32015-03-24 18-44-19


クロくん 初参加でちょっと緊張しちゃいましたね。
21kuro52015-03-24 18-44-19


とらおくん たくさんの人にヨシヨシされて人気者でした。
21torao12015-03-24 18-44-19


ふうちゃん フッサフサの毛に注目が集まっていましたね!
21fuu72015-03-24 18-44-19


チャオとチャコ 遊びたいのを我慢しておりこうさんにしていましたよ。
21chakochao112015-03-24 18-44-19


ジーナちゃん 今回もたくさんおしゃべりしていました。お話しするのが大好き。
21gina62015-03-24 18-44-19


ダイゴくん キミは本当に女性の膝が好きなのね…。
21daigo92015-03-24 18-44-19


アキちゃん 初参加とは思えない落ち着きっぷり。大物です。
21aki152015-03-24 18-44-19


あんじゅちゃん 遊んでほしい!構ってほしい! 元気いっぱいでした。
21anju142015-03-24 18-44-19


次回こそはどの猫にも良いご縁が出来ますように。



H様より
キャットフードのご支援と
寄付金を6千円頂きました。
本当にありがとうございます!
21catfood132015-03-24 18-44-19


N様より
栗と紅茶を頂きました。
とても美味しかったです!!
本当にありがとうございます。
ヒトへの差し入れは嬉しさもまた違います。
21food82015-03-24 18-44-19



そして募金箱に寄付してくださった皆様へお礼を申し上げます。
ありがとうごさいました。



次回譲渡会は
4月11日土曜日 13:30~16:00 西区 ふれあい館 えんどうじ
で行います。

時期が近づきましたらブログでも告知しますので
ぜひぜひお越しくださいませ~。



<記事 つわこ>


category: 日々の記録

tb: --   cm: 0

1匹→79匹!  

とあるコンビニの前でお客さんに餌をもらって生きている猫、発見。

150323_1814~01



三毛猫だからメスですね。

むむむ…。




さて、問題です。

1匹→79匹

Q:この数字はいったい何を表しているのでしょう?






A:1匹のメス猫が年に2回出産し、1回の出産で6匹を産み、
  子どもの半数がメス猫と仮定すると、なんと1年で79匹という数字になってしまいます!


ひえ~!!



〈記事 へちま〉



category: 日々の記録

tb: --   cm: 0

猫の完全室内飼育について  

昨日にひきつづき、今日も名古屋は暖かな一日でした。

自転車で家の近くを走っていると
前方20メートル付近で
少し薄汚れて茶色っぽくなっている白猫長毛の猫が
今にも道路を横断しようとしていました。

「あぶなーい!!」と大声を出すと
ビビってか歩こうとする足を引っ込め
道路とは反対方向にゆっくりと歩いていってくれました。

その場面はひとまずホッとしましたが、こんなことが日本の日常なのかと思うと
気が滅入ります。

2ヶ月くらい前、
猫を外へ自由に行き来させながら飼育しているというおじさんと少し立ち話しました。

そのおじさんとはそのとき初対面でしたが
外で猫がぞろぞろおじさんの後をついていきご飯をもらっている姿を見て
つい話しかけてしまったのです。

そこはおじさんの家から細い道を挟んですぐ隣の
まだアスファルト舗装化されていないジャリの駐車場。
おじさん(以下「お」)の家の前には割と幅広い歩道と
さらにその前には大きな道路もあります。

私:「これだけ車が通る道の前なら猫が車に轢かれたことありませんか?」
お:「前に2~3匹轢かれて死んだな」
私:「かわいそうではないんですか?」
お:「人間だって轢かれて死ぬことがあるんだ」

私:「(猫だったらなおさら仕方ないってことか…)」

私:「外に出さずに家の中だけで飼えば轢かれることはないですよ。」
お:「家に入れっぱなしで束縛するほうがかわいそうだ」

私:「(轢かれたときの苦しみはかわいそうじゃないのか?)」

おじさんはその後、けむたそうに家の中に入って行ったので会話は続けられませんでしたが
不妊手術の話などもでき(飼っている猫は12匹ほど、メスは不妊手術済み)、
まったく会話が成立しないという方ではありませんでした。

ただ、猫の完全室内飼育には反対という立場のようでした。

このように反対の立場を強く主張される方はあまりいないかもしれませんが
なんとなく猫の好きなようにさせてるわ~
それがどうかした~?
くらいに思って猫を飼っている方はまだまだ日本には多い気がします。


猫が轢かれた姿、それは無残です。

人間だったら即、救急車が呼ばれ、
ひき逃げだったら警察は犯人捜しに全力を注ぎます。

猫への対応は違います。

交通量の多い道で轢かれて何日もたっていたのであろう姿、
板一枚のようにぺしゃんこになってカラカラに乾いていたのを見たことがあります。

轢かれていても
保健所にも通報しない、
環境事業所にも通報しない。
警察にも相談しない。

まるでそのままカサカサな粉となって空気に拡散していくのを待つかのように。

その猫は生きているとき、
交通量の多い道の交差点に建つコンビニの前にいたときは
人間から声をかけられていました。
きっと餌ももらっていたのだろうと思います。

私もその猫を見るだけ、声をかけるだけのただの通行人でした。
「どうにかしたい」
「でも家に連れて行っても…」
「のら猫にご飯をあげている人がいる公園につれていこうか…」

まだ猫の保護・譲渡活動をする前で公園につれていくというアホなことを考えてしまいました。
  今はそれは犯罪だと、無責任な行為だと認識しています。




そのとき考えられることは考えましたが
結局何も手を出さず数日がすぎ
最期に見たのがその無残な姿だったのです。

その後は…
片側が赤信号になったのを見計らって
わずかな時間でその板一枚になった猫を下敷きで掬い上げるようにし、
土に埋めました。

カラカラに乾いた猫にはもう土壌を犯す菌もなければ
栄養分も残っていなかったでしょう。



猫を轢きたくて轢く人など、存在しない。
猫が轢かれても仕方ないと思って猫を飼っている人は存在する。
野良猫が轢かれても仕方ないと思っている人は存在する。

ただ、それだけのこと。


厳しい寒さを乗り越えた春、
外で暮らす猫にはこれからも厳しさが続きます。



〈記事 へちま〉



category: 日々の記録

tb: --   cm: 11

プロフィール

Instagram

カレンダー

カテゴリ

メールフォーム

最新コメント

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

RSSリンクの表示

カテゴリ

▲ Pagetop